ニセモノにご注意


「呼吸する家」は呼吸大学により開発されました。

その内容はご覧のとおり他に類を見ない卓越したものです。

ただ、残念なことに現在、

そのネーミングだけを無断で使用し、「呼吸する家」を騙る建築関係者が横行しています。

当然ですが、彼らの手による建築物は、

長命住宅でも健康住宅でもないことをご報告いたします。

なお、「呼吸する家」で検索すると、数え切れないほどの他のサイトが出てきますが、

すべてその類にもれません。



そのタイプは大まかに分けて下の2種類です。


1、使われている建築素材が吸排湿するという性質だけをさして、「呼吸する家」を騙っている。


2、電力による強制換気によって、「呼吸する家」を騙っている。



1、についての指摘


建築に使われる自然素材の性質をさして

「木は呼吸する」「土は呼吸する」と最初に言ったのは

「呼吸する家」の開発者であり、呼吸大学主幹の宮本喰悟氏です。

素材が持つその性質とは、ご存知の方もいらっしゃるように[吸排湿]をさします。

ただし

「木が呼吸する」のも「土が呼吸する」のも、

生きた使い方をしてはじめてそのような動きをします。

つまり、素材が呼吸できる環境を創りださなければなりません。

その条件を創り出すのが「呼吸する家」の呼吸技法です。


もうひとつ、

呼吸する素材を使うことは、自然住宅を建てる上において重要なファクターですが

単に吸排湿する素材を使ったからといって、

それが「呼吸する家」であるというのはおかしな話です。


「呼吸する家」を騙る建築業者は

自社の従来住宅を売らんがためだけに

その部分だけを都合よく聞きかじり

ネーミングだけを盗んで勝手な理屈をつけ、宣伝と説明に利用しています。

それだけなら、さして問題はないのですが

それらの家は、住む人の病気を生み出す家であり

また、地球を傷つける家でであるから対処に困るのです。


使われている素材が、本来は吸排湿する性質を持っていても、

彼らの建て方では、建築に使われた素材は「吸湿」しかできません

その理由は、家自体が呼吸(通気)していないからです。

その結果、「呼吸する家」ではなく「湿気を吸うだけの家」となります。

素材が室内の湿気を吸って調湿することは弊害なのです。


家に関する「呼吸」には、家の呼吸と素材の呼吸の両方があります。

素材の呼吸(吸排湿)は、家の呼吸(自然の法則に基づく通気)があってはじめて成り立つのです。


たとえば、人間も呼吸していますが、頭をビニール袋で覆われて密閉されたら呼吸できなくなります。

家の素材も同じです。

たとえ吸排湿できる素材を使っても、

家が密閉構造であれば、室内の湿気を吸うばかりで、決して吐き出すことはできません。


呼吸とは、吸うこと吐くこと両方があって成立します。


あえてどちらが大切かと問えば、吸うよりことよりも吐くことの方が大切になります。

なぜなら、建築に使われる土や木などの自然の素材は、

空気中の湿気を吸うだけでは、そこに水分を抱えてしまい腐り始めるからです。

そして、カビやホコリも発生させます。

そのような住環境はダニやシロアリの温床となり、

住む人自身もアトピー・喘息・夏型過敏性肺炎などに罹る要因になります。


なお、 自然素材が吸排湿することによる「室内の調湿効果」というものは

多くの方が考えられているほど期待できるものではありません。

また、建築に使われている木材などは吸排湿を繰り返すほどに老化するという特性をもちます。

では、なぜ宮本氏は「素材は呼吸する」と言ったのでしょうか。

それは

「自然の素材は水分を吸うという特性を持つが故に、吸ったままにしておくと家がダメになる。

だから吐かせてやる方法を考えてやらなければならない。

故に、素材の吸排湿性を捉まえた建築方法が必要である。

その建築方法とは自然の法則を活用した“呼吸する家”の建築工法である。」

ということを伝えるために自然素材の特性を述べたに過ぎないのです。


ここに述べたように「素材が呼吸すること」はある意味デメリットです。

しかし、デメリットも含めて自然のすべてを一旦受け入ることが、

環境共生住宅・自然住宅を創る上において重要な考え方なのです。

そして自然の法則を活用すればそのデメリットを受け流すことができます。

この考え方が呼吸大学の呼吸哲学です。

(ちなみに、デメリットを和らげて受け入れることを「調和」と言います。)

なお、素材が呼吸することによる「メリット」をあげるならそれは調湿効果ではなく、

「荒壁が呼吸することによる空気清浄効果」です。

そして室内空気の調湿を成すものは木や壁土などの家の素材ではなく

「縦の風」なのです。

素材が室内空気を調湿しているのではなく

縦の風が室内空気を調湿し、素材の調湿をもしているのです。

オリジナルの考え方と、一般に誤解されている考え方とは全く逆であるということです。


ここでは素材の呼吸について述べましたが、

「素材が呼吸」することは「呼吸する家」の「呼吸」の意味ごく一部分にしかすぎません。

呼吸大学が開発した「呼吸する家」の「呼吸」の意味とは、

一般に流布されているものよりはるかに広く、かつ深いのです。

それは、家全体の呼吸であり、そしてそれを超えて、

地球・宇宙との呼吸、自然との循環を指します。

呼吸大学の「呼吸する家」は地球の縮図なのです。

(珪藻土について)

ちなみに以前、珪藻土が呼吸するということが流行りましたが、

珪藻土自体は吸排湿する素材であっても

家自体が呼吸していなければ、意味を持たないことがお分かりいただけたと思います。


なお、珪藻土は土自体に密着力をもたすことができないので、

施工時には接着剤が必要になります。

一般に、珪藻土の壁は有機溶剤系のボンドが入っています。

これらはシックハウスの因子になります。


また、珪藻土は壁表面に塗りつけるだけですので、使用容量が少ないため、

室内空気中の水分量を調節するほどの吸排湿機能を持たせることはできません。


(埋炭について)

冷蔵庫に入れる活性炭には寿命があることを知らない人はいないでしょう。

埋炭も、室内の有害物質と湿気も吸いきってしまえば、お役目御免となります。

最初の数日間から数週間はそれなりに効果がありますが

家は何十年・何百年と住み続けるものです。

したがって、床下や壁に埋炭することは無意味です。



2、についての指摘

w○工法とか、○○サーキットなど、いろいろありますが、

それらはすべて「呼吸する家」ではなくて、「呼吸させる家」と言った方が適当です。

ネーミングとしては「人工呼吸器住宅」とか、「部分的結露対策住宅」などがピッタリくるでしょう。

電気が止まれば住めなくなる家ですから、自然住宅とは相反するものです。


そして、これらは壁内などの一部分しか通気しませんから、

通気していない他の部分が必ず老朽化してきます。

最も重要な人が暮らす空間である居室の排湿と空気喚起ができませんから、

家の中がすっきりした心地よい空間とはなりえません。


そして、これらのタイプは高密閉住宅です

呼吸大学の「呼吸する家」とは全く相対にあるものです。


このタイプの家は結露対策から考えられたシステムなのですが

家が腐る原因は「結露という現象」ではなく、目に見えない空気中の湿気が根本原因です。

結露は単に目に見えただけの現象にしかすぎません。

結露対策をしても、家の腐朽は止められません。

家の腐朽を止めるのは、縦の風を活用した呼吸技法以外にありません。


ちなみにほかにも、対症療法的な結露防止対策として

木製サッシ窓、二重ガラスなどがあるのですが、
窓を木製サッシにしたところで、

室内の湿度(空気中の水分量)に変化はない(当たり前)のですから、

当然ながら家は腐ってきます。

そして、これらの結露対策は、専門家と呼ばれる人たちが唱えているものです。



なお、「呼吸する家」は特許および商標登録を取得しています。

すべての権利は呼吸大学に属します。




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