「呼吸する家」の原理

                        

 地球上では、地熱というものにによって、

24時間休むことなく空気の上昇が続いています。


 そのことを普段感じることはありませんが、

地球上では、

いつも上に向かって風が吹いているのです。

私たちはこれを
 縦の風 と名づけました。

地熱は伝導するため、家の中においても縦の風が発生します。

 この原理(自然の法則)を利用して、

「呼吸する家」は無電力で室内の通気をはかり、

新鮮な空気を保ちつづけます。


 また、その「縦の風」に伴う湿気の排除によって、

建物の長命化が可能なのです。



含水率と強度の関係。


 紙は濡れると破れやすくなることは誰もが知っていることです。

材木も紙と同じ繊維質。湿気を含むと弱くなります。

だから、湿気た家は地震に対しても弱くなります。



しかし、紙も木も乾燥すれば硬くなり、強くなります。



含水率と腐朽の関係。

食べ物は、乾燥させれば腐らなくなります。

切干大根 乾パン 高野豆腐 魚の干物  

これらは乾燥させることによって腐らなくなりカビが生えなくなった保存食です。


 家も乾燥させれば

カビが生えなくなり

ダニが湧かなくなり

シロアリが湧かなくなります。


柱の根元まで腐ったりシロアリにやられたりすれば耐震性もゼロとなります。


含水率と縦の風の関係。


 ではどうすれば乾燥(適正含水率まで減少)できるのでしょうか。

その答えは風です。

 濡れた洗濯物も、扇風機の風にあてると乾くように

それは移動する空気(風)によって、水分が飛ばされます。

つまり、家における乾燥の方法は通気(呼吸)です。

ちなみに
雨の日でも扇風機の風で乾くのですから

空気が乾燥していなくても 乾くのです。




 ちなみに、建築時はどのような家も乾燥させた材木を使いますが、

人が住み出してから湿気てしまうような家の建て方(密閉建築)では

まったく意味がありません。


 人が住み出してからも、

「縦の風」によって家の素材のすべてが排湿しつづけるのが

「呼吸する家」なの
です。(室内の空気が乾燥するわけではありません)

だから一切の防腐処理なしで、500年の耐久性を持つ自然住宅が建つのです



 「呼吸する家」の室内は、カビ臭さも、薬品臭もなく、

ホコリも全くと言っていいほど出ない

すっきりくっきりした心地よい空間となります。



※この原理が理解できた方はこちらも


トップページへ戻る    縦の風工法   瓦屋根は通気口